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2016年相場:中長期上昇トレンドは継続中だが・・・ [相場概況]


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皆さん、新年あけましておめでとうございます。

 

年末・年始は比較的穏やかな気候が続いています。


2016年の相場も、ぜひ気候同様に穏やかな上昇を


期待したいですね。

 

 

2015年の日経平均を年間で見てみますと、

9.8%高 の結果となりました。

 

 

2015年は、9.8%以上の成果を


おさめることができた方も多くいらっしゃることでしょう。

 

 

一方で残念ながら、9.8%に達しなかった方も


2016年は是が非でも良い成績を残したいですね。

 

 

2015年のように、相場全体が上昇基調で


あるにも関わらず

 

 

うまく成果が上げられない場合には


必ず何らかの原因があります。

 

 

そのままにしておくと

いずれ大切な資金が底をつき


この市場からの退場を余儀なくされてしまします。

 

 

そうならないようにするためにも


しっかりと自分なりの売買技術を磨いて

生涯現役を目指していきましょう。

 

 

一般的にあまり知られていませんが、

初心者の投資家が起こす最大の過ちは


売り・買いの戦略のミス。

 

 

銘柄選択や売買のタイミングもさることながら


「今、売りなのか・買いなのか」

 

 

の戦略を間違えてしまうというミスが


最も自分の成果に悪影響を及ぼしているようです。

 

 

売りor買いの戦略さえ間違えなければ


利益を上げられる確率が上昇するのですが・・・

 

 

今回は、年初にあたって


チャートから読み取ることのできる


現在の相場俯瞰を書いていきたいと思います。

 

12月5週(日足チャート).jpg

12月5週(週足チャート).jpg

 

週足チャートを見ると、


大きく2つの特徴があることが分かります。

 

 

 ① 中長期的には上昇トレンドを継続中であること

 ② 三角保合い中であること

 

これまでもこの場で何度となくご紹介を

させて頂きましたが、

 

 

保合い相場が続いた後は


その後、必ず上下いずれかに株価が動きます。

 

 

特に保合い期間が長ければ長いほど


その後の上下への振れ幅が大きくなる


傾向があります。

 

 

現在の状況で言えば、

今後、三角保合いを上側に抜けていくようですと

 

 

その後も、依然として中長期トレンドラインが


継続することになりますので


引き続き株価の上昇が期待できますが

 

 

その逆で
三角保合いを下側に抜けていくようですと




2012年10月から継続していた

 

 

中長期上昇トレンドラインも


割り込んでくることになるため

 

 

上昇トレンドから下降トレンドへと


トレンドの転換が起こる可能性が出てきます。

 

 

トレンドラインの重要性を知っているだけでも


売り・買いの戦略の精度を高めることに


役に立ちますね。

 

 

様々な記事を総括してみますと


2016年の相場に大きな影響を及ぼす

可能性のあるものとして以下のものがあげられます。

 

 ・7月に予定している参議院選挙

 ・2017年4月の消費税率上昇(10%)

 ・原油安

 ・中国経済

 

 

個々の内容がそれぞれ相場にどのような影響が


ありそうなのかは事前に把握をしておきつつ

 

 

いつでも対応できる状態にしておくことが


求められますね。

 

 

総じて言えるのは、2016年は

色々あるものの選挙前までは強い展開


その後は上下の動きが激しくなる

 

 

現段階では、

こんな展開が予想されています。

 

 

1年間しっかりと実力をつけながら


気持ちよく次回の年末を迎えたく思います。

 

 

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