ご存知でしょうか!?・・・ 株安を暗示する有効な指標 ② [相場概況]
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相場概況(20151012)
どのような相場環境であろうとも
しっかりと戦える自分なりの売買技術を磨いて
生涯現役を目指していきましょう!
昨日のこの場では、
業界のプロは当たり前のように使っているけれども
初心者にあまり知られていない
将来の株安を暗示する指標として
「ジャンク債と国債の金利差」
を具体的に過去のデータに基づいて
ご紹介させて頂きました。
本日は昨日の内容を踏まえて
今何故、ジャンク債と国際の
金利差(スプレッド)が大きくなりつつあるのか
これを受けて日本の株式市場は
将来どのようになっていくのかを
推察してみようと思います。
ジャンク債と国際の金利差(スプレッド)の
拡大要因としては様々なことが想定されますが
特に注目をしておきたいのは
以下の2つではないでしょうか。
①中国の中国元高政策
②原油相場
この場では詳細は省略をしますが
簡単に述べると次のようなことになります。
①中国の中国元高政策
今年8月に中国が突然元の切り下げを
行ったことを受けて世界の株式市場が
同時に株安となっていったのは
まだ記憶に新しいところです。
ところがその後の中国元の動きはどのように
なっているかご存知でしょうか?
チャートをみると元高にふれていることが
お分かりになると思います。
これは偶然元高にふれているわけではなく
中国が政策的に仕掛けているわけです。
もっと言うと元高を維持しなければならない
事情があるわけです。
そのためには中国が保有している米国国債を
大量に売りさばいているという現実があります。
この影響を少しでも和らげるために債券市場の
資金は国債にまわりジャンク債は蚊帳の外。
これが両者の金利差(スプレッド)を
拡大していることにつながっています。
②原油相場
ジャンク債を資金の供給源としている
大きなマーケットの1つに「シェールガス」が
あります。
シェールガスの市場では原油マーケットとの
熾烈な戦いを行っていますが、
原油相場が長期に渡って低値を低迷しています。
すなわちシェールガスがコスト面で
原油との戦いに対して厳しい環境が
続いていることになります。
結果として、ここにきて
シェールガス会社の倒産なども発生しており
結果として、国債とジャンク債の
金利差(スプレッド)が拡大
につながっていることになります。
ここまで長々と書いてきましたが
結論からすると以下の2点に注目を
してきたいところですね。
①中国元高の維持
②原油相場の低値安定
これらが継続するようですと
金利差(スプレッド)がさらに
広がっていくこととなり、近い将来には
株安を引き起こすことになる
可能性が高いということですね。
では、日本の株式市場はどうなるのでしょうか?
もちろん将来のことですので
断定はできませんが
以下の2つの要因により極端に大きな下げには
ならないのではというのが大方の見方のようです。
*日本郵政、ゆうちょ、かんぽのIPO
*第3の金融緩和期待
金利差(スプレッド)の拡大を受けて
世界的に株安になる局面が現れる可能性があるものの
日本の株式市場はそれほど大きな打撃を
受けることなく
9月下旬とあわせて2点底の形成。
その後は緩やかに上昇局面に・・・
こんな動きを想定しながら
個人的には売買戦略をたてています。
もちろん本当にそうなるかは分かりませんが。
明日以降どのような動きになりますでしょうか。
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